オシャレな空間=適度に生活感がない空間だと思っている我が家にとって、特に頭を悩ませる場所がキッチンです。気を抜くとむき出しの調味料や調理器具で生活感が溢れちゃうんですよね。使い勝手は良いけど生活感は出すぎない絶妙なバランスを探して、よく家具や収納などを見直しています。
さて、そんなキッチンで特に生活感が出てしまうのがキッチンスポンジ。好みの色やデザインがない、すぐに雑菌臭くなってしまうなど、今お使いのスポンジに小さな不満がある方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、私が4年以上愛用している亀の子束子西尾商店さんの『亀の子スポンジ』を紹介します。シンプルなデザインかつ高機能な理想のスポンジです。
亀の子束子西尾商店
亀の子束子西尾商店は東京都北区に本社を置く、束子(たわし)などの洗浄用品、日用雑貨を製造販売している日本の老舗企業です。『亀の子束子』って一度は聞いたことがある人も多いはず。
亀の子スポンジとは?
亀の子スポンジは、たわしの元祖である「亀の子束子」から「亀の子」の名前を受け継ぐ商品として、2015年に誕生しました。「スポンジのスタンダード」を目指して開発されたそうなのですが、これが本当に使いやすくて、もう他の商品にはもう戻れません。値段もお手頃なので、簡単に試すことができますね。
- サイズ :幅7cm×長11cm×厚2.7cm
- 素材 :ポリウレタン、銀系無機抗菌剤、有機複合防カビ剤(日本製)
- 耐熱温度:120℃
- 値段 :330円(税込、2022年9月)
亀の子スポンジの魅力
生活感が出ないデザイン
日ごろよく見るキッチンスポンジは、形が可愛かったり派手なカラーが多く、なかなか気に入るものがありませんでした。しかし、亀の子スポンジはシンプルな形に加えて、ありそうで無かった控えめカラーを展開しています。「ホワイト」「グレー」「イエロー」どれもキッチンに馴染む色味なので、悪目立ちしません。限定色も時々発売されるので選択肢は豊富です。
パッケージもオシャレ。「日本パッケージデザイン大賞2017 大賞」を受賞しているようです。
水切れ抜群、抗菌・防カビ効果も
やや目の粗い構造になっているので、水切れ・泡切れがとてもいいです。また、銀イオン系抗菌剤と有機系防カビ剤が練り込まれているので、スポンジの中心部からも抗菌が可能なんだそう。
一般的なスポンジの場合、よく絞っても水分が残ってしまい、数日で雑菌臭くなってしまうことも…。しかし亀の子スポンジは、水切れの良さと抗菌効果のおかげですぐに乾燥するので雑菌臭も感じません。
耐久性が高くて長持ち
不織布を貼り付けたスポンジの場合は継ぎ目から劣化が進むのですが、亀の子スポンジではそんな心配はありません。また、水切れがいいことで、ウレタンの加水分解を軽減できるため、スポンジも長持ちします。私の実感としても、1個あたり1~2か月程度は使っているので、耐久性の良さを実感しています。
季節の限定色が素敵
毎年、限定色が発売されるのも楽しみの1つ。ちなみに2022年は秋の限定色「デニム」と「チノ」が販売されています。この2色は、秋のレジャースタイルに欠かせないボトムスをイメージしたそう。「家の中だけでなく外でも洗い物を楽しんでもらいたい」という思いが込められており、パッケージの中央にはボトムスのシルエットがさりげなくデザインされています。
こういうストーリーを添えて購入者を楽しませてくれるところに、亀の子束子西尾商店さんの愛を感じます。
専用ホルダーもおすすめ
シンプルなデザインの亀の子スポンジですが、見た目も綺麗かつ清潔に収納するための亀の子スポンジホルダーも別売りで販売されています。我が家でも使用していますが、コンパクトで可愛いのでオススメです。
なお、2022年6月にはリニューアルを行い、以下のとおり品質が向上しています。このような細かな部分を丁寧に改良していく姿勢も応援したくなりますね。
- 本体を継ぎ目がないステンレス1本線のデザインに変更し、溶接部がある従来品に比べ汚れが溜まりにくくなり、お手入れがしやすくなった。
- 吸盤から本体が外れたり、本体が左右に傾いたりする問題を改善した。
おわりに:スポンジだけでもキッチンの風景は変わる
昔はスポンジなんてこだわっていなかったのですが、亀の子スポンジに出会ってからは、他のものは使えなくなってしまいました。毎日使うものだからこそ、こだわりのアイテムを使いたいなと思うようになったからです。ちょっとだけ食器洗いも少し好きになりました。
このデザインと機能性を兼ね備えた亀の子スポンジ、皆さんもぜひ試してみてください。きっと、キッチンの風景に溶け込んで、すっきり気持ち良い空間になるはずです。